October 15 [Wed], 2008

10月15日に遂に竣工の日を迎えました。
前日14日に建物の鍵等をお客様であるモード学園に渡し、
これまで2年半通ってきた自分の職場がこの日をもって、
完全にお客様のものに移行しました。
翌日にはたくさんの職員・学生が授業を受けに来ているという状況が、
ようやく完成したんだという喜びと
自分の職場が職場じゃなくなることに寂しさも感じて
ちょっと複雑な気分です。
2年半振り返ると、建物が出来たという喜びはもちろんですが、
それ以上にこの現場に関わった清水建設の社員の方や作業員さん等
たくさんの方とコミュニケーションをとり、色んなことを教えてもらえたということがこの仕事の大きな魅力なんだなーと感じました。
この現場の工事に関われて本当によかったです。
September 29 [Mon], 2008

現場もほぼ完成に近づき、9月末に工事に携わった方々そしてその家族を迎え、内覧会が開催されました。
700人以上の方が来られ、ホールに集まっている様子やたくさんの方々が現場内を見学している状況を見ると、頑張ってきた仕事が形になったんだという実感が湧き、すごく感動しました。
私も妻と妻の両親を呼び、私が入社以来働いてきた仕事場を見てもらいました。
これだけの現場ということで、私一人で建てた訳ではないのですが、現場の状況・工事状況の写真等を見て、こういう所で働いているんだということを感じてもらえ、家族も感動していて、すごく誇らしい気分になりました。
今清水建設は、「子どもたちに誇れる仕事を。」というキャッチフレーズで仕事を行っています。
今回の建物はまさに家族や子供に誇れる仕事が出来たと感じています。
私も子供が出来たら、是非現場の近くに連れてきてわが子にこの現場での話をしたいと思います。
September 19 [Fri], 2008

9月16日から4日間消防完成検査がありました。
消防検査を受けるということは、この建物の火災に対する安全性を
検査してもらうということなので、基本的には内装は完成している
状態にならなくてはいけません。
その為に1ヶ月ほど前からは現場の作業も24時間体制で急ピッチ
で作業を進めてきました。
50階にもなる非常に大きな建物であったため、私自身どういう形に
なるのか認識できていない所もたくさんあり、これまでの工事現場
というイメージから、完成形に近づきお洒落な建物という感じに
なっている部分を見て驚く部分もありました。
検査の前日に出来上がった1階〜50階まで巡回し、入社して
2年半この現場で工事に携わり、努力してきたこと辛かったこと
など色々なことが思い返され、何ともいえない達成感を感じる
ことができました。
そして、施主さんであるモード学園の講師の方・学生さんなどが、
一ヵ月後の竣工の際、この建物に来て喜んでこの建物を使っている
姿を想像し、この仕事は良いものを作れば、
たくさんの人に喜びを与えられる仕事なんだと思いました。
こういう部分がこの仕事の醍醐味だと強く感じました。
写真はこの建物の顔となる受付がある2階の室内の状況です。
August 20 [Wed], 2008
今回は現場運営に欠かすことの出来ない職長会という組織を紹介します。
各専門工事分野ごとに、この現場で働く作業員をまとめる役目を担うのが職長さんです。その職長さんたちが集まって組織しているのが職長会で、当社が行う現場運営を強力にサポートしてくれています。
現場の安全・清掃等に関してもこれだけ広い現場になると我々だけで、どこが危ないとかどこが汚いとか現場内の問題点も完全には把握しきれません。そこで職長会がそれぞれセーフティ部会等をつくりパトロールをしてくれることで現場もかなり快適になっているんではないかと感じています。
職長会は現場の社員と作業員の架け橋のような役割を果たしています。現場運営には、作業員とのコミュニケーションがきわめて重要となります。そこで、職長会の方々とは仕事の事に限らずさまざまな話を通じて、楽しくより良い関係を保つよう、私も日頃から心掛けております。
写真は職長会の会長をやっている仮設電気工事の職長さんです。

August 7 [Thu], 2008

今回は現場にいる唯一の後輩を紹介したいと思います。
私が入社して1年たった昨年の4月に始めての後輩がこの現場に来ました。
彼も私と同じく初めての現場としてこの現場に配属されてきました。
彼は専門学校卒で21歳で大学院まで出てのんびりしていた私とは年齢は大きく違いますが、話も合い、公私共に非常に仲良くしています。
会社という組織での上司・部下、先輩・後輩というとイメージ的にはお互い気を遣っていて仲が良くても仕事上の付き合い程度と思われるかもしれませんが、担当は違いますが、1年少し同じ現場で一緒に仕事をしてきて、飲みに行ったり、遊びに行ったりすることもあり、時にはお互い愚痴を言いあったりすることもあり、先輩でありながら非常に支えられています。
2年目にして後輩が出来たことによって、負けられないという気持ちと共に頑張りたいという気持ちで、仕事のモチベーションがあがったと感じています。
July 28 [Mon], 2008

建物の工事には、大きく分けると躯体・外装・内装・外構等の建築工事と設備工事があります。
設備工事とは空調・給排水・電気など建物を快適に使用できるような機能的な部分の工事です。
これらの工事は竣工すると床の中・天井の裏になる部分や一般の方が入れないような機械室などになるためあまり目立ちませんが非常に重要な役割を担っています。写真のように縦横無尽にダクト・配管・配線等が天井内にも走っています。
現在700名強の作業員の方が毎日働いていて、その内250名程が設備工事に携わっており、工事を進めていく上では設備工事の進捗の把握というのも内装担当には大事な仕事です。
清水建設の中にも約10名程が設備の担当の方がいて、清水建設の社員同士で建築工事との調整をして工事をスムーズに進められるようにしています。
July 12 [Sat], 2008
この現場をお客様であるモード学園に引き渡す日が
今年の10月15日で、竣工まで後3ヶ月をきりました。
外観上はほとんど建物の形は出来ていますが、
実は工事はまだまだたくさん残っていて、
それをどんどん進めていかなければならない状況にあります。
竣工に向けて様々な業者が関わり、
作業の順序も当然あるため、その作業を竣工に向けて
間に合わせるための工程を決めたり、
実際現場でそれに対する準備等もしなくてはならず、
人生でこれだけたくさんのことを考え、
体を動かしていることはこれまでにないんじゃないか
という位ここ最近は色んなことを考えています。
仕事中は確かに考えることがたくさんあり、非常に大変ですが、
その分休みの日は仕事のことを忘れて趣味や妻との外出にと
非常に有効に時間を使えています。
最近は次の休みを目標に頑張れていて、
公私ともに非常に充実しています。
今日低層棟の足場が解体され遂にお目見えしました!

July 1 [Tue], 2008
超高層の建物が竣工した後非常に危険なものは、災害です。
万が一火災が起こった際、
超高層でさらにこの現場のように
はめ殺しの窓(固定され、開閉できない窓)で
全てができている場合、
火災で外へ避難するには最上階か1階へ
逃げるしかありません。
建物内のどこで火災が発生しても避難が可能なように、
しなくてはなりません。
その為にスプリンクラー等の消火設備を作っています。
内装担当として防火という意味で
気をつけなければならないのは、
火災が起こった時一定時間他のところへ火が行かないよう
しっかりとボードで区画されているか、
そして定められた厚み・種類のボードを使用しているのか
確認するということです。
場所によっては竣工したあと見えなくなる部分等もあり、
そういう所は特に気を遣ってチェックしています。

となりのビルとの連絡通路となる
ペデストリアンデッキも始まり、
外構工事も本格的に始まってきました。
(写真左の通路とつながります)
June 23 [Mon], 2008

今回は現場の外装の繭模様の秘密を紹介します。
外装の繭模様のうち、Xの字の形で入っている模様は
鉄骨に合わせて取り付けしたパネルです。
そしてガラス部分にランダムに入っている模様は、
太い線で出来ているように見えると思いますが、
下の写真のようにガラスに水玉模様のシールを貼って
繭模様を作り出しています。
この模様をドットで作り出していることで、
内部が非常に明るくなっているように感じます。

外装のパネル及びガラスを付けるにあたり現場内の地下で工場を作り、
組立てタワークレーンで取り付けを行いました。
各パーツの模様が上下左右うまく繋がるようにする為には
ランダムだからこそ、非常に難しく、緻密で繊細な作業で
コクーンタワーの名前の基である繭模様が
作り出されています。
June 13 [Fri], 2008
6月でこの現場に来て丸2年がたちました。
振り返ってみると、この現場に来た当初は杭工事をしており、
前の建物の躯体が残っている状態で現在の建物に関しては、まったく何もない状況からこの現場に携わっています。
躯体は出来上がり、残すは内装・外構がメインとなって来て
完成形が見えてきた今だから言えますが、
初めてこの現場に配属され、パースを見せてもらった時は
こんな建物は想像上のもので、実際出来てみると全然違う
平凡なものが出来るんじゃないかと思っていました。
人間の知恵と力は本当にすごいと感心しています。
今日は低層棟の紹介をします。
外からはまだシートと足場で見えない状態なので
現場を見たことある方も印象はないかもしれませんが、
卵型のホールが高層の建物の横に出来ます。
こちらの建物も球状の建物ということで高層の建物に負けず劣らず
ユニークな建物になりそうです!
足場でまだあんまり分かりませんが低層棟の写真です。
