橋のための橋!?
April 2 [Wed], 2008

『この橋、ずいぶん出来てきたわね』
現場の近くを散歩中の初老のご婦人が
お連れ合いに話しかけています。
工事を気にして下さるのは嬉しいことです。
しかし「ずいぶん出来てきた」というのは半分正解で、
半分は違っています。
なぜなら、現在、地上に見えているもののうち、
ほとんどは『完成品』の橋ではないからです。
でも、写真にあるように、
深緑色の鉄骨を組み合わせたものを
我々は一年以上かけて造ってきました。
これは、なんなのでしょうか?
実はこれ、裏高尾橋を架けるための仮の橋(仮設桟橋)なのです。
『仮設』と聞いても、侮ってはいけませんよ。
この仮設桟橋の上をダンプトラックやクレーンが走り、
鉄筋やコンクリートを運びます。
いわば工事の生命線です。
ましてや、何十トンもの重機が載って仕事をするわけですから、
慎重に造ってきました。
これを足がかりに、これから裏高尾橋が架かるのです。
橋を造るために、仮の橋を架ける。
完成後は撤去する仮設桟橋ですが、これも大事な工事です。

