机の上の石ころ
April 21 [Mon], 2008

こぶしサイズの石が、私の机に置いてあります。
灰色をして、簡単には割れそうにもない硬い石です。
会社の机に石ころを置いておくなんて、
社会人としていかがなものか、という声も聞こえてきそうですね。
実はこの石は、裏高尾橋の基礎を造るために掘った
穴の底から持ってきた思い出の石なのです。
(正しくは穴ではなく「坑」という漢字を使います)
裏高尾橋には10基の基礎があります。
そのうち、私が担当している基礎は
直径13.5mの円形(広さ88畳ぐらい)で、
深さが28.5m(8〜9階建てのビル相当)あります。
大きさが実感できますか。
この大きさを時間で計ってみましょう。
これぐらいの坑を掘ろうと思えば
どれほどの期間がかかると思いますか?
(もちろん建設重機は使います)
実際は、去年の8月中旬から掘り始めて、
今年の3月初めに終了しました。
深くなるにつれ、非常に固い岩盤が出てきて、
掘るのにとても苦労しました。
結果として、7ヶ月近くかかったのです。
そう、机の上の石ころには、
7ヶ月間の仕事の思い出が詰まっているのです。

