若いときのスキンケア
December 4 [Thu], 2008
空気が乾燥する季節になりました。
お肌も乾燥気味になりますね。
空気の乾燥はお肌の敵であると共に、
年齢の若いコンクリートにとっても注意が必要なのです。
(コンクリートの場合「材齢が若い」といいます)
なぜでしょうか?
生コンは序々に固まります。
固まるには水が必要です。
セメントと水が化学反応をおこして強度がでるからです。
ある程度の強度をもった頃(一般には数日後)、型枠を外します。
型枠を外すと、コンクリートのツヤツヤした"お肌"が出てきます。
この型枠を外してからもコンクリートは乾燥に敏感な状態が続きます。
このときに急激な乾燥にさらされるとどうなるのでしょうか?
コンクリートの"お肌"に、ひび割れが生じる可能性があります。
(これを「乾燥収縮ひび割れ」と呼びます)
乾燥したお肌がカサカサに荒れるのと似ていますね。
そこで、裏高尾橋工事では、型枠を外したすぐ後に
ビニルフィルムで"お肌"の表面を覆って、乾燥を防いでいます。
(「封緘養生」と呼ばれる方法です)
これをコンクリートが十分な強度を持つ時まで続けます。
コンクリートにとっても、若いときのスキンケア、大事なんですよ。


