レポーター

名前
瀧本 紅美
たきもと くみ
会社名
株式会社大林組
入社年
2008年入社
学部専攻
自然科学研究科
社会工学専攻
出身地
熊本
趣味
スキューバダイビング
月別アーカイブ
2009年6月 [1]
2009年5月 [1]
2009年4月 [1]
2009年2月 [1]
2009年1月 [1]
2008年12月 [1]

シールドマシンが到達した!

3回目の投稿です。
まずは、この写真を見てください。

IMG_6420.JPG
何だかわかりますか??
到達したシールドマシンなのです!
1月28日の早朝、調布東立坑に無事到達したのです(^o^)

前回にアップした写真と比べてみてください。
青とピンクのカッターの色はどこえやら・・・。
塗装もすっかり剥げ、かたい土を削るカッタービットも磨耗したり、
一部かけたりなくなったり・・・と、
けっこう満身創痍(?)のシールドマシンです。


シールドトンネル130.jpg
これをこれから引き出して、180度回転して、
約8m持ち上げて、再発進し、3Dの図のように下り線を掘ります。
前回まで、工事の概要とか入り口のような話ばかりしていて、
いきなり到達!という話題になるのもどうかと思ったのですが、
タイムリーな話題なので、取り上げてみました。


ところで。。。。
大きなシールドマシン、日々構築されていくトンネル、
その中で私たちはどんな仕事をして、
どんなことを考えているのか?ということも
少し書きたいと思います。

今回のシールドは、
シールド機前面のカッターを回転させて地山を削り、
その土砂と注入した添加材を
チャンバーと呼ばれるマシン前面の部屋で攪伴・混錬りして
塑性流動化(ドロドロ状態)します。
掘削量に見合う土量をスクリューコンベアから排土調節して
適切な圧力を前面の地山にかけます。
これにより、地上の影響をきわめて少なくすることができるのですが、
このコントロールが本当に難しいのです。
このようにして土圧の管理を行うのがまず1つの仕事です。

次に線形管理といって、
トンネルを設計通りの位置に正確に構築するため、
マシンをうまく制御しなければなりません。
1日2回行う測量を元にマシンの正確な位置と
今後の進むべき方向を決めていきます。
1年生であるわたしが主に行っていたのは、これです。
線形管理担当の先輩の下に付いて毎日毎日測量をしていました。
始めは測量機械のセッティングするのさえ時間がかかっていましたが、
先輩たちに基本的なことからコツなど色々教えてもらって、
工事が進むにつれて次第に慣れることができました。
日々の測量の末、860m掘り進んで
ほとんど狂いなく到達することができました。

そのほか、掘削した土砂の運搬の手配、
セグメントや添加材など材料の手配など、
工事がストップすることなく
人や機械や材料を手配・確認するのも職員の仕事です。
掘削は毎日、昼夜行いますので、
到達するまでこのサイクルを繰り返していましたが、
今は段取り替え中につき、このサイクルは少しお休みで、
次の発進に向けての準備工事に追われる日々です。

IMG_1125.JPG
写真は調布東到達立坑の様子で、
到達したマシンの上部では再発進の準備も進められています。

2月の最後の週には
マシンの回転・ジャッキアップを行う予定なので、
次回はその頃に更新いたします(m_ _m)

ページトップへ

こんにちは。2回目の投稿です。
1回目は自己紹介に終始しましたが、
今回からは本来の目的である
「現場の中はどうなっているの?」
ということについて始めたいと思います。

私がいる現場は、京王線の地下化工事をしています。
シールド工法という工法でトンネルを造っています。
現在地上にある京王線が地下化されると、
踏切による渋滞の解消(朝晩は開かずの踏切なのです・・・)や
事故解消が望まれています。
近所の方や近くの神社の神主さんからも
「早く頼むよ」と言われたりします。
こういう目的があって、工事を進めていっているのです。

003のコピー.jpg
写真①はシールドマシンの発進基地である国領立坑の様子です。
この写真に写っている線路のほぼ真下にトンネルを掘っています。
トンネルを掘る方法はいくつかあります。
その中でもシールド工法で行っています。


002のコピー.jpg
写真②のようなシールドマシンという巨大なマシンを使って、
トンネルを造っていきます。(この現場のマシンの外径は約7m)
マシンの前面にある青とピンクのカッタービットが
ぐるぐる回りながらもぐらのように地山を削って進んでいきます。

シールドマシンの前面で削られた土はトンネル内の
ベルトコンベアによって地上まで運ばれます。
ある一定距離掘削すると、マシンの後方で
セグメントというコンクリート製のブロックを組立てて、
土が崩れるのを防ぎながらトンネルを造っていきます。

これがトンネル掘削の1サイクルで、
これを繰り返すことによって
トンネルの距離がどんどん伸びていくのです。


実は、私、配属されるまでシールドのシすら知りませんでした。
大学では工種について詳しく勉強することもなく、
専攻科目も水理系だったので土質は専門外でした。
そんな私でもたくさんの先輩や職人さんたちに教えてもらいながら
頑張っている最中です。。。。。

建設現場のビルならば目に見えて高く作られていくのがわかりますが、
私がいる現場は地下トンネルです。
地上からは分からないのですが、地下では目に見えてわかるように
トンネルの距離は日々伸びていっています。

去年の夏に発進したシールドマシンは
800mのトンネルを既に構築しています。
(それが前回掲載した写真です。)
将来はそこに電車が通り、
たくさんの人が移動の手段に使うことでしょう。
そう考えながら、伸びていくトンネルを見て、感心する毎日です。

ページトップへ

はじめまして

初めまして。
私は瀧本紅美(たきもとくみ)といいまして、
社会人1年生です。
縁あって、このサイトでブログを始めることになったんですが、
こういうのはなかなか苦手で
そんなに多くの事は伝えられないかもしれませんが、
しばらくの間よろしくお願いします。

さてさて、私も1年前までは地元熊本で学生をしていました。
大学入試で希望をしていた建築学科に落ち、
土木学科に入学したわけですが、
(きっかけは物凄くネガティブな理由なのです・・・)
大学入学と同時に始めたスキューバダイビングを通して、
自然のすごさや面白さを肌で感じて、
土や水など自然と対峙する学問である土木の方が興味深いな
と思い直し、そのまま学生生活を送りました。

就職については、大学院まで出るので、
専門職だな~とざっくり決めて就職活動をしました。
コンサルや公務員も考えましたが、建設現場を見学して、
どんな大きな構造物も人の手を介して造られる光景に感動して!
私も現場で働きたいなと思いゼネコンを志望して就職活動を始めました。
生まれも育ちも西日本だったので、
本店が大阪であるこの会社を選んだのが、
数あるゼネコンの中で大林組を選んだ理由なのです。

大林組に入社して、
初めて配属された現場はシールドトンネル
(京王線 調布駅付近の地下化工事)の現場です。
シールドマシンという巨大な機械で掘削してトンネルを構築していき、
1日昼と夜で10m程度進んでいっています。
この工事は最小で約4.8mと小さい土被りで
営業線の真下を掘削していく、
これまでに例のない難しい工事といわれています。
その工事を安全に行うために、
色々な役割を持って多くの人が働いています。
細かい説明すると長くなるので、詳細については後日書いていくことにします。

最後に、現場に配属されてどうかっていうと
・ ・・そりゃ楽ではないです。
よく現場は「きつい」「きたない」「きけん」といわれていますが、
機械や設備が発達した現在では
先人たちの時代ほどそうではないと思いますが、
やはり上記のようなことは多少あります。
定時には帰れないし、土や油で汚れることもありますし、
高いところに上ることもあります。
肉体的には少しきついなと感じることもたまにありますが、
周りの人がみんなとてもいい人で
人間関係に悩む・・・などの精神的なストレスは全くないので、
しんどいなと感じることはありません。
お父さんのような上司や職人さん、
朝の5時までカラオケで一緒に騒いじゃう上司や先輩、
みんな質問したことにはきちんと答えてくれ、
色々なことを教えてくれます。
そんな環境なので充実した毎日を送れています。

このような毎日の中で、
一般の人がなかなか見る機会のない現場の様子を綴っていこうを思います。
ご期待くださいね。

写真は、現在の状況写真です。

ページトップへ