レポーター

名前
角田 憲一
つのだ けんいち
会社名
鉄建建設株式会社
入社年
2005年
学部専攻
建設工学科
出身地
群馬県太田市
趣味
旅行
月別アーカイブ
2011年4月 [1]
2011年3月 [1]
2011年1月 [1]
2010年11月 [1]
2010年10月 [1]
2010年9月 [1]

早送り

おはようございます。
今回は現場のPC構造ホロー桁部分を少々説明させていただきます。

PC構造(プレストレストコンクリート)は、通常のRC構造(鉄筋コンクリート)とは違い、橋にかかる引張力に対してPC鋼材を用い、コンクリートに事前に圧縮力を加える(プレストレス)ことで、荷重を受けたときにその引張力を制御する構造であり、長い支間長を持つ橋梁に適しています。

ちなみにホロー桁は一般的に中空床板桁と呼ばれ、断面は四角く、中心部に発泡スチロールを入れて軽量化しています。

"おいおい。中が空洞で橋は平気なのか?!"という声が聞こえてきますが、桁が重ければそれだけ桁自身を支える必要が出てきて、逆に不経済な設計となってしまいます。
よって強度を保ちながら、バランスよく軽量化する。PC橋の技術は凄いです。

現在のところ、現場では橋台を施工し、また仮置場で桁の製作に入りました。
ですので、今までの一連を早送りで説明致します。

【1】 まず現場に鉄板を敷いて、工事用車両等が進入できるようにします。

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【2】次に場所打ち杭を施工します。
   写真はオールケーシングでの掘削・圧入状況です。
   構造物が耐えられるように地中深くまで掘削し、
   杭鉄筋を建て込み、コンクリートを打設し、基礎杭とします。

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【3】次に構造物の基礎構築となります。
   写真はバックホウでの基礎掘削状況です。
   掘削完了後、鉄筋と型枠を組立て、
   打設した杭を巻き込み基礎を構築します。

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【4】次に基礎と柱の施工に入ります。
   写真はクローラクレーンでの柱鉄筋を建て込み状況です。
   こちらも杭と基礎とが一体化するよう、
   基礎構築時に柱鉄筋を巻き込みます。

tsunoda2_4.jpg

【5】次に柱の施工に入ります。
   写真は高所での作業を可能にする足場の組立状況です。
   柱鉄筋の周囲に足場を組立、鉄筋・型枠の組立、
   コンクリートを打設します。

tsunoda2_5.jpg

【6】次に梁・スラブ、橋台の施工に入ります。
   写真の手前側は、RC高架橋の梁スラブ構築状況です。
   真ん中に構築した柱があります。
   道路を挟んで奥に見えるのが、
   川崎側の橋台となります。
   支保工、型枠、鉄筋、コンクリートと順に施工していきます。

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【7】近隣および電車へ飛散物や飛び出しがないよう、
   シートで囲って施工を行っています。 
   このシートがめくられると、いよいよ、橋台が姿を現します。
   しかし、今回はここまで!
   メインのホロー桁架設時に全貌を明らかにします。

tsunoda2_7.jpg

話は飛びますが、
次回は営業線近接での作業を特集したいと思います。


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