レポーター

名前
角田 憲一
つのだ けんいち
会社名
鉄建建設株式会社
入社年
2005年
学部専攻
建設工学科
出身地
群馬県太田市
趣味
旅行
月別アーカイブ
2011年4月 [1]
2011年3月 [1]
2011年1月 [1]
2010年11月 [1]
2010年10月 [1]
2010年9月 [1]

営業線近接作業

おはようございます。
今回は営業線近接作業を簡単に紹介させていただきます。

近年、人々の生活に"鉄道"は移動・運搬手段としては
なくてはならないものとなっています。
そのため、本工事は現在ある路線を生かしつつ、
また列車運行に影響を与えないように施工を進めていく必要があるのです。

みなさんご存知の通り、鉄道は自動車のような「通行止め」や「片側通行」ができません。
さらに、電車の場合は電気を供給する「架線」があります。
電気を止めずに工事をすれば、感電の恐れもあります。

よって工事の基本は、終電と始発の間に、「線路閉鎖」や
「き電停止」などを確保して行うことになります。
聴きなれない言葉だと思いますので、説明しますと・・・

終列車のあと、どんなことがあっても工事している区間に電車が来ないようにする措置を「線路閉鎖」といいます。
さらに、列車の動力となる電気を停止させることを「き電停止」といいます。
限られた時間内に効率よく作業を行う必要があり、工事側としては最も緊張する作業です。
特にき電停止は、電車が車庫に引き上げる時間まで出来ません。1~2時間程度しか確保できないことが多いです。写真を見ていただければ解りますが、線路や架線にものすごく近い位置での施工となっています。

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しかし全ての工事をこの「線路閉鎖」「き電停止」で行うとなれば
工事時間もかかりますし、何より周辺住民の皆さまに多大なるご迷惑をおかけしてしまいます。
もちろん私も人の子ですので、夜は寝たいし、静かでないと眠れません。
よって、日中できるところは日中やりたい。
ただし列車はもちろん、作業員の安全も確保が絶対。
そのため、営業線近接工事ではたくさんの安全措置を行っています。
今日は、その一例をご紹介します。

【1-1】線路防護網
軌道への立入、資材の突出、飛散・落下物などを防止することが出来ます。
夜間線路閉鎖作業で軌道内に入り骨組み・網張りを行い、設置します。

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【1-2】高所作業に対応する線路防護工
高架橋のように高いところで作業する場合、線路側に重機や材料などが行くのを防ぐものです。
高さがあることから鋼材を使用し、地中深くまで杭を打ち込んで頑丈なものとしています。
夜間線路閉鎖作業にて杭打ち、鋼材継足し、網張りを行い、設置します。

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【2】列車接近装置および列車停止装置
列車接近をいち早く感知し、回転灯にて明示します。
また、異常があった箇所に列車が進入しないよう、列車を停止させる信号明示を行います。

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【3】列車見張員・・・列車接近確認と待避・作業中止合図を送ります。
重機安全指揮者・・・重機が列車に影響を与えないよう誘導・的確な指示を送ります。

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これまでで、様々な安全措置がされていることがお分かりいただけたと思います。
これに加えて、線路の近くを掘削するときなどは、
軌道を監視し続け、異常が無いかを確認しています。

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ご覧の通り、安全・安定輸送のために様々な安全対策を講じて施工に取り組んでいます。

そして私が自社を鉄道工事プロフェッショナル会社と称すわけは、
鉄道技術が優れていることは、もちろんのこと、
鉄道の安全や、施工技術を実践的に学ぶことが出来る「建設技術総合センター」という研修施設を持ち、徹底した社員教育を実施しているからです。

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上の写真は研修センターの風景です。150mにも及ぶ複線線路や、駅ホームなどが設置されており、写真だけ見れば本物と見分けがつきません!
(建設技術総合センターの詳細については、
当社HP(http://www.tekken.co.jp/center/)をご覧ください)
そんな研修センターでの研修風景をご覧に入れます。

・軌道内重機作業研修(軌陸車脱線復旧訓練)
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・緊急時列車防護訓練
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・夜間作業、軌道計測・建築限界確認研修
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上記のほかに、様々な研修を組合せ、鉄道工事の基礎から応用を学びます。
鉄建建設の鉄道従事者社員はここで、年1回以上の研修を行っております。また施工業者は現場に入る前に研修を行います。
またこの施設は職業訓練校として認定されており、社外の方も受け入れて、CSR(企業の社会的責任)の一翼を担っています。ご希望のかたは鉄建建設㈱までお問い合わせ下さい。

鉄道工事は、狭い箇所や夜間での工事が多く非常に大変ですが、さらなる安全を求め日々努力していきます。それでは、現場へ行って鋭い眼光で安全巡視してきます。

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早送り

おはようございます。
今回は現場のPC構造ホロー桁部分を少々説明させていただきます。

PC構造(プレストレストコンクリート)は、通常のRC構造(鉄筋コンクリート)とは違い、橋にかかる引張力に対してPC鋼材を用い、コンクリートに事前に圧縮力を加える(プレストレス)ことで、荷重を受けたときにその引張力を制御する構造であり、長い支間長を持つ橋梁に適しています。

ちなみにホロー桁は一般的に中空床板桁と呼ばれ、断面は四角く、中心部に発泡スチロールを入れて軽量化しています。

"おいおい。中が空洞で橋は平気なのか?!"という声が聞こえてきますが、桁が重ければそれだけ桁自身を支える必要が出てきて、逆に不経済な設計となってしまいます。
よって強度を保ちながら、バランスよく軽量化する。PC橋の技術は凄いです。

現在のところ、現場では橋台を施工し、また仮置場で桁の製作に入りました。
ですので、今までの一連を早送りで説明致します。

【1】 まず現場に鉄板を敷いて、工事用車両等が進入できるようにします。

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【2】次に場所打ち杭を施工します。
   写真はオールケーシングでの掘削・圧入状況です。
   構造物が耐えられるように地中深くまで掘削し、
   杭鉄筋を建て込み、コンクリートを打設し、基礎杭とします。

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【3】次に構造物の基礎構築となります。
   写真はバックホウでの基礎掘削状況です。
   掘削完了後、鉄筋と型枠を組立て、
   打設した杭を巻き込み基礎を構築します。

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【4】次に基礎と柱の施工に入ります。
   写真はクローラクレーンでの柱鉄筋を建て込み状況です。
   こちらも杭と基礎とが一体化するよう、
   基礎構築時に柱鉄筋を巻き込みます。

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【5】次に柱の施工に入ります。
   写真は高所での作業を可能にする足場の組立状況です。
   柱鉄筋の周囲に足場を組立、鉄筋・型枠の組立、
   コンクリートを打設します。

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【6】次に梁・スラブ、橋台の施工に入ります。
   写真の手前側は、RC高架橋の梁スラブ構築状況です。
   真ん中に構築した柱があります。
   道路を挟んで奥に見えるのが、
   川崎側の橋台となります。
   支保工、型枠、鉄筋、コンクリートと順に施工していきます。

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【7】近隣および電車へ飛散物や飛び出しがないよう、
   シートで囲って施工を行っています。 
   このシートがめくられると、いよいよ、橋台が姿を現します。
   しかし、今回はここまで!
   メインのホロー桁架設時に全貌を明らかにします。

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話は飛びますが、
次回は営業線近接での作業を特集したいと思います。


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"コンクリートから人へ"

『 ~コンクリートから人へ~、 快適な環境のプレゼント』

上記公約を果たすため、私は南多摩駅付近でコンクリート高架橋を構築しております。
鉄建チルドレンの私は、一現場監督(工事管理者)を任せられております。

政界のもじりは、さておき。
まず、私の自己紹介から始めたいと思います。

改めまして、こんにちは!
私は、今年で入社6年目になる"角田 憲一"と申します。
現在、鉄道工事プロフェッショナル会社の鉄建建設㈱で技術者を目指し勉強しております。
性格は、無類の明るさ・持論を持つアツイ(面倒くさい)感じです。
どこかで見かけましたら、気兼ねなく声を掛けて下さい。
そして一杯やりましょう・・・。

tsunoda01.jpgそろそろ現場が気になりますね。では、現場紹介を行います。

東京都の都市計画事業として、南武線稲田堤駅~府中本町駅間の 約4.3kmを高架化し、15箇所の踏切を廃止するとともに、最終的には25箇所で道路と立体交差化する「連続立体交差化事業」を実施しています。当JVは南多摩駅を含めた約1kmの区間を高架化します。

踏切がなくなることによって、交通渋滞の解消、鉄道・道路それぞれの安全性の向上を図るとともに、鉄道により隔てられていた地域の一体化が実現し、沿線のまちづくりに大きく貢献します。

そしてコンクリート道床は、列車通過時の振動・騒音を低減させます。また、高架下のスペースは、テナントや駐車場等での有効活用が期待出来ます。

構造物はラーメン高架橋を主体とし、大きなスパンの要求される道路交差部には、PC(プレストレストコンクリート)構造のランガー橋、ホロー橋なども計画されています。
これは景観も素晴らしいので、毎月写真をアップしていこうと考えております。
それでは、現場へ行ってきます。

最後に、
皆様のご理解・ご了承があって、施工が成り立ちます。
何卒、御協力の程宜しくお願い申し上げます。

特に、地域の皆様には工事中、ご迷惑をおかけすることになりますが、未来を見据えた高架橋工事に、是非ご協力を宜しくお願いいたします!

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